2011年11月11日金曜日

「みいつけた!」は見逃せない!


NHK教育の4-5歳児を対象とした番組「みいつけた!」。しかしながら、これがなめられない。相当面白い創りになっている。昔フジテレビでやっていた「ウゴウゴルーガ」を思い出すシュールさやユニークさが盛り込まれていて、幼児だけでなく、大人も十分楽しめる内容になっている。

基本的には、スイちゃんという女の子と、サボさんというサボテンと、コッシーというイスのキャラがメインで、テーマや視聴者からの情報を料理していくというのが基本。
「おいっすー」
から始まるコーナーがあるんだけど、ちっちゃな、スイちゃんとサボテン、コッシーがかわいらしいポーズきめながら、上記の決め台詞を言うので、その時点で吸い込まれる。「おいっすー」の「いっすー」や、スイちゃんが「イス」の逆言葉から来ていることからも、細部にこだわりが込められてることもわかるだろう。

「ロンモチロンモチー、ロンモチOKー!」
はい、これは、サボさんが使う台詞ですね。勿論を「ロンモチ」と言ってます。私も最近口癖になりつつあります。このサボさんが相当面白いキャラになっていて、放送作家は誰なんだという感じ(知らない人だったけど)。普通に話していても面白いし、コーナーによっては、歌で美声を披露しているのだ。あと、教育テレビなのに、っという感じなのが、サボさんについている花のつぼみが咲いたときに、サボさんがS系のオネエキャラに変身するというスペシャルなポイントもあります。なぜ、オネエキャラに?そして、どんなタイミングで花が咲くのか?と解明されない謎は多いのだが、オネエキャラになったのを見たときには、なんだか、得した気分になるっていう。

あとは、宮藤官九郎が作詞している歌があったり、トータス松本の歌、サバンナ高橋や篠原ともえがキャラ声やっていたりで、他教育テレビと同様に、結構贅沢な出演陣もコンテンツをリッチにしていると言えるだろう。

4-5歳児が視聴対象かもしれないけど、それより年齢が低い子供が見ても面白いと思うし、親が見ても面白いつくりになっている。みいつけた!でみてみたら、とても人気があって、NHK放送文化研究所調べによると、視聴率調査で教育テレビのベスト10に入っているとのこと。平日だけでなく、日曜にも「みいつけた!さん」があるなど、この番組、見過ごせないっす。