2011年11月11日金曜日

抱っこ紐を4個使って、言えること

赤ちゃんが小さいときは、バギーか抱っこ紐で一緒にお出かけすることになります。私が住んでいるのは都内で、食事の買い物などは抱っこ紐の比率が高く、少し遠くにお出かけする際には、バギーと抱っこ紐のどちらかを使うことになります。

都内の場合、公共交通機関を利用することが多いのですが、正直、公共交通機関における子持ちへの配慮は足りません。スロープやエレベーターなどが基本で、改札口の幅広化など、利便性向上施策はいくつも考えられるわけですが、これがなかなか、という感じです。最もできていると思われるのが、東急電鉄ですが、こちらも他公共交通機関との連結となると、足りない点がままあるわけです。

そういった背景においては、バギーよりも、抱っこ紐でできるだけ移動する方が、利便性は高いため、抱っこ紐の利用傾向が高まっている、というのが私の感覚です。

そんな中、首題の話になります。今の抱っこ紐に落ち着くまで、4個使っているのですよね。元々は、Aprica、その後、femmebelly(スリング)、そして、budy budy、sun and beach、といった経歴でございます。一つ一つ、印象を書いていきます。

1) Aprica
◯ 新生児の時から利用可能(他は5-6ヶ月からが多い)
△ 肩掛けだけなので、重さが分散されず、重い
△ デザインが数種類だけで、選ぶ余地が少ない
 ↓
2) emmebelly
◯ 新生児で重量が軽い期間に適する
◯ 結び方を調整することで、色々な抱き方(カンガルー抱き等)が可能
 ↓
3) budy budy
◯ 腰にも紐をまけるので、重さが分散され、楽
△ 赤ちゃんの足に食い込むようにみえて、辛そう
△ デザイン性が低く、昔のお母さん的な面持ち
 ↓
4) sun and beach
◯ 腰にも紐があるため、重さが分散されるので、楽
◯ デザインは20種類を超え、デザイン性も秀逸
◯ 日本製であり、商品の材質や仕様が日本人に最適
△ 若干他製品よりも、価格は高め

上記を見てみると、抱っこ紐の2トップである、ERGO、Baby Bjornはなぜ選ばなかったのか?という部分が引っかかるかと思います。今の日本では、ERGOを利用している人が大半だと思いますしね(逆に、アメリカでは、Baby Bjornが多いらしいですよ)。

ERGOは、sun and beachと同様に、腰にも紐があるため、重さが分散され、抱っこしていて楽だと思います。しかし、基本的に海外仕様なので、材質が少しごつかったり、全体的に大きいため、紐が残ったりして、ちょっと邪魔。また、カラーバリエーションも少ないため、同じものを持っている人がそこかしこにいる、といった感じなのです。

そういう意味もあって、個人的には、この組み合わせをオススメします。

  • 出産直後~5ヶ月程度:femmebelly
  • 5ヶ月程度~    :sun and beach

femmebellyは、スリングということで、小さな子供が色々な姿勢を取れるため、寝るときやお外を見る時など、状況に応じた最適な姿勢を取ることができます。また、親目線でも、柔軟性の高い利用が可能であり、かゆいところに手が届く仕様と言えるでしょう。
sun and beachは、是非ホームページを見に行って頂きたい。子供目線でも親目線でも、満足が行くこだわりの商品であることがお分かり頂けると思います。

ということで、色々と試した結果として、書かせて頂きました。抱っこ紐を買う際に、参考にして頂ければ、幸甚でございます。